今年の2月仕事で宇都宮市の中心地オリオン通りのオリオンスクエアで大々的にセット組んで撮影していたのを見ました。向いがわの宮カフェでコーヒー飲みながら大阪のお客さんと打ち合わせしてたんだけど、たくさんのスタッフを前に松下由樹さんがいたのを覚えてます。大ヒットしている記事を見かけたのでここでもちょっと書き込みしとこっと。
「臨場 劇場版」ヒットの裏に死体役の“無言の熱演”(スポニチアネックス 7月8日掲載記事より引用)
変死事件の死体を調べる検視官を描いた映画「臨場 劇場版」が公開1週間で好調な初動を見せている。話題になっているのが死体役の俳優たちの演技。迫真の検視現場が作品の見どころのひとつだけに、体を調べられたり、触られたりするシーンが長々と続くが、ピクリとも動かない。“物言わぬ熱演”を見せる死体役の苦労とこだわりを聞いた。
冒頭に登場する無差別通り魔事件の撮影。「目を開けて死のうか」。橋本一監督が、犠牲者を演じる女優の前田希美(19)に指示を出す。無差別犯に突然襲われた恐怖を死後の表情ににじみ出すための演出。12月の震えるような寒さの中、前田は冷たいコンクリート上に準備された血の海に横たわった。
血のりが体中に付いているので、リハーサルを終えても体勢は変えられない。横になったまま本番を待つこと約3時間。動けない本人に代わってスタッフが体をさすって温める。監督の「よーい、スタート!」の合図で本番のカメラが回ると、目を見開き、凍ったように全身を固まらせた。
撮影は1分以上。全身をとらえた後、恐怖と無念を感じさせる表情をアップで切り取る。その間、小鼻も、まぶたもピクリとも動かない。母親と無言の対面を果たす場面では数分にわたって頭や体を激しく揺さぶられたが、微動だにせず、凄惨(せいさん)な事件の犠牲者になり切った。
~撮影している日は確かに寒かったし、死体役ってたいへんなんですね~