スタジオ誘致に財政支援 足利市が映像のまちで基本方針を発表

今までも那須がフイルムロケ地としていろんな媒体に広告を出していたり、大谷や岩船が地下基地や爆破シーンやPVなどでよく撮影されていたのを記憶しています。茨城・埼玉・群馬と隣り合う足利も川沿いの橋や夕暮れシーンを撮影するのに素敵な場所がいっぱいあるし、足利学校や鑁阿寺(ばんなじ)などの歴史的なロケーションも近くにあるし、都内からも車で1時間以内で行ける距離だからスタジオ誘致に公的な応援あってもいいのかもね。お隣りの茨城県つくばみらい市のワープステーション江戸みたいなものを想定しているのかなあ・・・

以下は平成26年1月22日下野新聞より引用です。
【足利】大規模撮影スタジオの誘致を核にした「映像のまち構想」を進める市は21日、同構想の具現化に向け、立地企業に対する財政支援措置などを定めた基本方針を発表した。スタジオ誘致で、用地取得や造成費の助成を行うほか、新たに立地する企業への融資制度拡充などを盛り込んだ。また、映像制作に関連する規制緩和を目指し、新年度内に構造改革特区の申請を行う。大規模撮影スタジオや常設オープンセットなど、相当規模の映像需要を生み出すと市が判断した施設の立地では、市有地を一定期間に限り無償貸与。私有地に立地する場合は、用地取得や造成費を助成する。助成額の上限などは今後、詰める。
 映像関連の新規立地企業に対する融資制度では、現行の「市内で1年以上の事業実績」とする条件を撤廃。最大2千万円だった融資限度額を、1億円にまで引き上げる。ロケーション撮影の支援も行う。市内で2カ月以上の撮影が行われ、市長が「相当の経済効果がある」と認めた場合、活動経費のうち、市内業者に支払う費用の一部を助成する。助成総額は年間約2千万円を見込んでいる。