3月4日から山姥切国広 展示 国重要文化財の刀【栃木県足利市市立美術館】

刀剣乱舞ファンを中心に足利市も町おこしの雰囲気です。
(詳しくはこちら下野新聞2016年12月23日掲載記事より参考引用)

山姥切国広 展示は3月4日から 足利市長会見 国重要文化財の刀

 山姥切国広は長さ70・3センチ。当時の足利城主長尾顕長(ながおあきなが)のために作られた。制作場所ははっきりとは分かっていないが、足利で作られたとも言われている。

1962年に国重要文化財に指定された。現在は個人が所有しており、一般公開は97年の東京国立博物館での展示以来20年ぶり。

市立美術館では今年1月と6月の計2回、国広が鍛えた市民文化財団所蔵の脇差し「日州住(にっしゅうじゅう)信濃守(しなののかみ)国広作(くにひろさく)」を展示。人気ゲーム「刀剣乱舞」の女性ファンらが全国から殺到し、計28日間で6千人を超える来場者が訪れた。

アンケートで「山姥切国広も見たい」という声が数多く寄せられたため、市が所有者と交渉を進めて2本の刀剣展示が実現した。

市によると、所有者は「歴史あるまちで展示してもらうことで、多くの人に楽しんでもらえれば良い」などと話していたという。和泉市長は「足利の歴史や自然、グルメを多くの人に楽しんでもらえるよう、準備を進めたい」と強調した。