日光猿軍団が閉園して周辺もかなり寂しくなってしまったのが残念ですが、10年以上前に間中校長と一度お会いしたことがあり、なんてパワーのある方なんだろうという記憶があります。
以下は東京新聞2014年9月15日から参考引用の書き込みです。
昨年末に閉園した日光市のテーマパーク「日光猿軍団」で、人気を集めた猿回しの集団芸「お猿の学校」を、中国で上演する計画が進んでいる。間中(まなか)敏雄校長(66)が六月、中国山東省東営市の事業者と、技術指導をする契約を交わした。中国人五人が来日し、来年五月の初公演を目指して研修を始める。
一方、日光市では十月に、劇場を改築した記念館と、サルの居住区なども公開される予定で、サルたちに再び会えそうだ。
間中校長によると現在、東営市で劇場が建設中。中国の公演では、日光市の劇場で使っていた「日光猿軍団猿劇場」の看板がそのまま掲げられる見通しだ。初公演からしばらくは、間中校長も登場し、お猿の学校で活躍していた数匹のサルも“留学”するという。
中国公演のため、サルも募集中だ。日本全国の有害鳥獣として捕獲されたサルを受け入れている。すしを握ったり、そばを打ったりする芸を新たに考案し、間中校長は「日中友好の懸け橋にしたい」と意気込む。
日光市の記念館は十月オープンする見込みだ。集団芸で使用した衣装や小道具を展示し、活動を振り返る映像が放送される。
同時に公開する居住区では引退したサルたちに会え、調教場では中国人研修生による調教風景も見られる。調教の体験企画も検討中だ。
閉園後は、海外から指導や公演の依頼、国内からはサルのその後を問い合わせる声が相次いだ。間中校長は「自分が考えた芸をここまで気に掛けてもらえてうれしい。まだまだ引退はできない」と話している。