「版描画」創始者・神保秀光さん 県に作品寄贈 栃木

版描画ということばを知りませんでした。どうやら2006年に商標登録されたもので、栃木県壬生町にお住まいの神保秀光さんという方が作っている孔版画だそうです。栃木県県庁に寄贈されたということから近いうちに一般に公開されるのかな?

「版描画」創始者・神保さん 県に作品寄贈 栃木/産経新聞 11月21日より引用書き込み
「雄大な男体山…迷い消えた」
 孔版(こうはん)による色乗せで絵を描く「版描画(はんびょうが)」と呼ばれる技法で特許を持つ神保秀光さん(70)=壬生町=が、版描画という独自の技法を完成するきっかけとなった作品「自由の舞」を県に寄贈し、福田富一知事から感謝状を贈られた。
 29歳のとき、東京都大田区から壬生町に移り住んだ神保さんは40代前半、画家として「どうしたら自分の作品を創り出せるのか」迷っていた時期に、思川の橋から見た男体山の雄大さに「自分の小ささを感じ」、新たな創作の決意を固めた作品が「自由の舞」だ。
 神保さんの絵の描き方は、まず詩作があって、紡いだ言葉とイメージを表現する。「自由の舞」も作品にしたのは平成16年だが、構想は29年前にできたという。雲だけで2000工程はかかっているという力作。数百の版を使い、たった一つの色を重ねることで複雑な色合いを出している。神保さんは「いろいろ苦難もあったが、何とかやってこられたのは栃木に来たから」と述べ、「これからも栃木の自然を描き、栃木の良さを全国に伝えたい」と話した。

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