松山ケンイチ&玉木宏が「競べ馬」で共演!(ロケーションジャパンのカキコミ)
岩手県奥州市のクランクインに始まり、広島県呉市や関西地方でのロケなど、来年の放送開始に向けて、着々と撮影が進んでいるNHK大河ドラマ『平清盛』。今度は、京都・加茂の河原の設定で、若き日の清盛(松山ケンイチ)と源義朝(玉木宏)の「競(くら)べ馬」のシーンが、栃木県塩谷町の上沢放牧場で撮影された。
源平の御曹司が出会う第3回(2012年1月22日放送予定)のクライマックスとなるこのシーン。平安末期の武芸といえば、剣術ではなく馬術の技量が武士の技量とされていただけに、二人とも5月から乗馬の練習に励んで当日を迎えた。
松山ケンイチさんは、今も毎年5月に京都で行われているという競べ馬を実際に見に行ったそう。撮影の合間もしばしば馬に話しかけていたが「動物は大好き。馬もかわいいので話しかけているけど、実は馬アレルギー(笑)」と意外なカミングアウトも。「(自分の乗っている馬は)僕と一緒で頭に血が上りやすくて、力の抜きどころがわからない(笑)。玉木さんはすごく上手で、車の運転みたいにきちんと馬に意志を伝えられている。玉木さんと一緒なら大丈夫と確信していました」。
玉木宏さんは「馬場で一緒に練習した時に、(松山さんは)『うまい!』と思ったので、もっとやらなきゃと闘争心を掻き立てられた」といい、別の仕事で訪れた中国でも現地の馬で練習していたそう。
また、ロケ地・栃木の印象について松山さんは「こんな景色があるのか!という場所に遭遇すると感動するし、力を与えてくれる。今日撮影したここはまさにそういう場所」と競べ馬の舞台を絶賛。また玉木さんも「時代物では環境が大事。あとは餃子ですかね(笑)。今日の夜、これから食べます」と地元グルメで笑いを誘った。
よきライバルで、親友でもある清盛と義朝。平治の乱では、武士の棟梁をかけて戦うことになる二人の生き様がどのように描かれるのか――。放送は2011年1月8日から毎週日曜午後8時。初回は73分の拡大版。全50回。