「宇都宮・バンバ地区再開発」記事のカキコミ

宇都宮・バンバ地区再開発:にぎわい復活の起爆剤に 事業協力者に清水建設など3社 期待の一方、静観も /栃木 毎日新聞2012年2月8日掲載記事よりのカキコミ情報
宇都宮市中心部のバンバ地区(同市馬場通り2)で再開発を目指す「バンバ地区再開発準備組合」(斎藤高蔵理事長)の事業協力者が清水建設など3社に決まり、再開発計画が本格的に始動した。同組合は今後、事業計画を策定し、市が12年度末に都市計画決定。16年度中の完成を目標にしている。市や関係者は「中心市街地ににぎわいを取り戻す起爆剤に」と期待する。一方、詳しい事業内容が決まるまで静観する地域住民も多い。再開発が予定されているバンバ地区は「MEGAドン・キホーテ」が入る大型商業施設などの建つ、大通りに面した約1・3ヘクタールの一帯。二荒山神社近隣の一角で、周辺には「宇都宮パルコ」(97年オープン)▽複合施設「うつのみや表参道スクエア」(07年)▽高層マンション「シティタワー宇都宮」(09年)--が相次いで完成した。準備組合は昨年4月に発足し、36人の地権者中27人が参加している。事業協力者の募集に対し、清水建設と大和ハウス工業、三井不動産レジデンシャルが合同で提案した企画が最も実現性が高いと判断し、先月31日、正式に協定書を締結した。具体的な入居施設は未定だが、構想ではビル下部を商業施設や文教施設の入る7~8階建てとし、西側上部は最高30階程度の高層マンションの一体型ビルにする予定。150~200戸の分譲マンションを検討している。斎藤理事長は「モノを消費する施設だけでなく、人が集える場所となるような文化施設も考えたい。精度の高い事業計画を早めに作成し、地権者の理解を得たい」と話している。バンバ地区の再開発に、近隣住民は「魅力的なビルが建って人通りが増えるなら歓迎」(60代男性商店主)、「若者が戻ってくるような施設を考えてほしい」(60代主婦)と歓迎の姿勢だが、「具体的な事業計画が分からないと何とも言えない」(64歳男性商店主)と静観する声も多く聞こえてくる。

 市市街地整備課再開発室は「近隣商店の中には競合しないか不安な方もいる。今の時代にあったにぎわいを創出し、オリオン通りなど近隣商店街にもプラスの波及効果を得られる施設にしたい」と話している。

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